味噌樽に 糀の花の 夏帽子

白米糀を仕込んだ。

惚れるほどにキレイな花が咲いてくれた。柔らかくて温かくてふかふかでまるでウサギのよう。
何度作っても出糀の時はウルウル…立派に成長した我が子を抱きしめるような氣持ちだ。
大切に大切に扱う。でも過保護にならずただ見守ったり、調子はどうかな?と声をかけたり、触れて感じて様子をみたりする。麹は私の想いにちゃんと応えてくれる。しっかりと息づいていて私の声を聴き、受けとめてくれているようだ。そんな麹が愛しくてたまらない。

これは私の天職かもしれない。私が造った麹や味噌が、誰かの役に立てればそれだけで嬉しい。生きている限り造り続けたい。MI SO BA開業に向けて、麹の子供たちとともに歩いていく。

いつもありがとうございます。

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